2016年7月13日
夏がやってきました
年中組
梅雨はまだ明けていませんが、園庭の蝉が鳴き始め
夏の到来を感じます!
「見て!蝉の抜け殻だよ。」
朝の登園時、何人もの子が拾った蝉の抜け殻を見せてくれます。
「見て!公園で見つけたよ。」
「すごいね。蝉の抜け殻だ!」
園庭でも蝉捕りを楽しんでいます。
「あと少し!」
「あ~、逃げちゃったぁ。」
「蝉があそこに!」
「どこどこ?」
高い木にとまっている蝉はなかなか捕まえられず、
ツリーハウスに登って蝉捕り再開。
「届かないーー。あと少しなのにー」
みんな蝉捕りに夢中です。
こんなエピソードも…
大きな木の根元に幾つもの穴が開いています。
年中の子達は蝉が土の中から出て来た穴だと知っていて、
穴を観察している姿がありました。
穴の近くを見ていると羽化前の蝉の幼虫を見つけ
「どうしよう?」「このままだと死んじゃう?」
「木の所に置いておく?」等色々考え、
もう一回、土の中に入れてあげよう
という事になり、そ~っと優しく土の中に幼虫を返していました。
「大丈夫かな?」「土の中で寝ているかな?」
その場を離れず心配そうに見守る子ども達でした。
小さな生き物への関わりの中で命の尊さを感じたり、
命を大切にする優しい気持ちが育って欲しいと思います。